穴埋め問題(FP3) 生命保険【重要度高】
【重要度☆☆☆】
生命保険料の計算の基となる予定基礎率は、予定死亡率・予定利率(割引率)・予定事業費率の3つがある
予定死亡率が低いほど、死亡保険の保険料は安くなり、実際の死亡率が予定死亡率より低い場合死差益がでる
予定利率が高いほど保険料は安くなり、実際の運用益が予定利率より高い場合利差益がでる
予定事業費率が低いほど保険料は安くなり、実際の事業費率が予定の事業費率より低い場合費差益がでる
定期保険の保険期間は一定期間で、満期保険金は無い
定期保険は保険料が安く、保障性が高いが、貯蓄性は基本的に無い
終身保険の保険期間は一生涯で、満期保険金は無い
終身保険は貯蓄性が高く、解約返戻金を原資として保険の切り替えをする事ができ る
養老保険の保険期間は一定期間で、満期保険金はある
養老保険の死亡保険金と満期保険金は同額
終身保険や養老保険に定期保険特約を付ける場合、一定期間ごとの更新の有無により更新型と全期型があり、更新型は、当初の保険料は安いがトータルの保険料は高い
個人年金保険は、終身年金・有期年金・確定年金等に分類され、一定期間は被保険者の生死にかかわらず年金が支払われる保証期間付きのものもある
変額保険のリスクを負うのは契約者で、死亡保険金には最低保証額がある事が一般的で、満期保険金や解約返戻金には最低保証がない事が一般的である
特定疾病補償保険の特定疾病保険金は死亡保険金と同額で、これを受け取ると契約は終了する
リビングニーズ特約とは、病気やケガの種類を問わず、余命6ヵ月以内と診断された場合に、被保険者の生存中に死亡保険金の一部または全部を受け取る事ができる特約で、保険料は無料
責任開始日は、保険の申込み・告知(診査)・保険料の払込みが全て完了した日をいう
猶予期間を超えて保険料の払込みが無い場合に、解約返戻金の範囲内で保険会社が保険料を立て替えて契約を失効させずに継続させる制度を自動振替貸付と言う
現金が必要になった場合に、解約返戻金の一定範囲内で保険会社から貸し付けを受けられる制度を契約者貸付と言う
以後の保険料の払込みを中止し、解約返戻金を原資として契約を継続させる制度として、払済保険と延長保険がある
払済保険とは、元の保険と同じ保険期間の保険に変更するもので、一般的に 保険金の額が少なくなり、特約がある場合にはこれらは全て消滅する
延長保険とは、元の保険と同じ 保険金の保険に変更するもので、一般的に保険期間は短くなり、特約がある場合にはこれらは全て消滅する
生命保険料控除は、支払った保険料をその目的別に、一般の生命保険料控除・介護医療保険料控除・個人年金保険料控除の3つに分類して計算する
2012年1月1日以後に契約または更新した保険契約等に係る生命保険料控除の上限は4万円で、生命保険料控除全体での控除額の上限は12万円
契約者と被保険者が同一である死亡保険の保険金は相続税の課税対象となる
契約者と被保険者が異なる死亡保険の保険金で、契約者が受け取ったものは所得税の課税対象となる
契約者と被保険者が異なる死亡保険の保険金で、契約者以外の者が受け取ったものは贈与税の課税対象となる
契約者が受け取った満期保険金は、所得税の課税対象となる
契約者以外の者が受け取った満期保険金は、贈与税の課税対象となる
解約返戻金の受取人は契約者であり、所得税の課税対象となる
身体の傷害等に起因して受け取る保険金や給付金は、本人・配偶者と一定の親族が受け取る場合には、非課税となる
一時払い養老保険の満期保険金・解約返戻金は、保険期間が5年以下または5年以下の解約の場合の課税関係は、20%源泉分離課税
一時払い養老保険の満期保険金・解約返戻金は、保険期間が5年超または契約期間が5年超での解約の場合、一時所得として課税される
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