お金の寺子屋

正誤問題(FP2) 債券(1/3)

【問1】
債券のクーポンレート(表面利率)は、発行価格に対して毎年支払われる利息の割合を言う。
【答1】
×:表面利率は、額面金額に対する利息の割合です。
【問2】
債券は、満期日に額面金額で償還される。
【答2】
○:債券の額面金額=償還価格ですから、償還日には額面100円当たり100円が償還されます。
【問3】
額面金額を超える価格で発行する債券の発行方法をオーバーパー発行と言い、償還時には償還差益が生じる。
【答3】
×:オーバーパー発行された債券を満期まで保有すると、償還差損が生じます。
【問4】
債券が流通市場で取引される額は、店頭取引よりも取引所取引の方が多い。
【答4】
×:債券の流通市場での取引額は、取引所取引よりも店頭取引の方が多いです。
【問5】
債券の利息の支払いや元本の償還が遅滞したり遅れたりするリスクを信用リスク(デフォルトリスク)と言う。
【答5】
○:信用リスク(デフォルトリスク)とは、約束通りに利払いや償還が行われないリスクです。

【問6】
一般的に、信用リスクの大きい発行体が発行する債券は、信用リスクが小さい発行体が発行する債券に比べて利回りが高い。
【答6】
○:信用リスクが大きい発行体が発行する債券は、価格が低くなりますから、利回りは高くなります。
【問7】
債券は、同じ銘柄でも格付け機関により格付けが異なったり、同じ発行体が発行する債券でも発行時期により格付けが異なったりする場合がある。
【答7】
○:全ての格付け機関が同じ格付けをするなら、格付け機関が複数存在する意味がありません。また、同じ発行体が発行する債券でも、1ヵ月後に満期が来るものと10年後に満期が来るものとでは、リスクが異なります。
【問8】
債券の信用格付けが引き上げられると、当該債券の利回りは上昇する。
【答8】
×:信用格付けが引き上げられると、債券の時価が上昇するため、利回りは低下します。
【問9】
一般に、トリプルB相当以上の格付けが付されている債券は、投資適格債券とされる。
【答9】
○:ダブルB相当以下の格付けがされている債券を投資不適格債(ハイイールド債、ジャンク債)と言います。
【問10】
一般的に、市場金利が高くなると、固定利付債券の価格は上昇する。
【答10】
×:市場金利が上昇すると、固定利付債券の価格は下落します。
【問11】
債券を償還日前に売却した場合には、売却価格が額面価格を下回ることはない。
【答11】
×:債券には時価があるため、売却時の時価が額面金額を下回る可能性があります。

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