お金の寺子屋

応答式問題(FP2) 保険料の仕組み

【問1】
生命保険料の純保険料と付加保険料の違いを説明してください。
【答1】
純保険料は保険金等の支払財源となるもので、付加保険料は保険事業を運営するための必要経費を賄うものです。
【問2】
生命保険料の純保険料を算出する予定基礎率と付加保険料を算出する予定基礎率をそれぞれ答えてください。
【答2】
純保険料は予定死亡率と予定利率により算出され、付加保険料は予定事業費率により算出されます。
【問3】
予定利率が高くなると保険料はどうなるか、答えてください。
【答3】
安くなります。*預かったお金をたくさん増やす事ができ、必要となるお金を賄うために集めなくてはいけないお金(保険料)が減ります。
【問4】
予定事業費率が高くなると保険料はどうなるか、答えてください。
【答4】
高くなります。*必要経費が多くなると、それを賄うために集めなくてはいけないお金(保険料)が増えます。
【問5】
予定死亡率が高くなると、死亡保険の保険料はどうなるか、答えてください。
【答5】
高くなります。*死亡する人が増えると、死亡保険の保険金が増えますから、それを賄うために集めなくてはいけないお金(保険料)が増えます。
【問6】
予定死亡率が高くなると、個人年金保険の保険料はどうなるか、答えてください。
【答6】
安くなります。*死亡する人が増えると、支払う年金が減りますから、それを賄うために集めなくてはいけないお金(保険料)が減ります。

スポンサーリンク




スポンサーリンク




【問7】
死亡保険では、保険金額や加入時の年齢など他の条件を全て同じとすると、一般に、男女どちらの保険料が高いか答えてください。
【答7】
男性の方が高いです。*男性の方が、平均余命が短い(つまり、予定死亡率が高い)からです。
【問8】
個人年金保険では、保険金額や加入時の年齢など他の条件を全て同じとすると、一般に、男女どちらの保険料が高いか答えてください。
【答8】
女性の方が高いです。*女性の方が、平均余命が長い(つまり、予定死亡率が低い)ので、女性の方が年金を受け取る金額が大きいからです。
【問9】
実際の死亡率が予定死亡率を下回った場合の利益を何と言うか、答えてください。
【答9】
死差益です。
【問10】
実際の運用利回りが予定利率を上回った場合の利益を何と言うか、答えてください。
【答10】
利差益です。
【問11】
実際の事業費率が予定事業費率を下回った場合の利益を何と言うか、答えてください。
【答11】
費差益です。
ホーム

スポンサーリンク




スポンサーリンク




スポンサーリンク



LINEで送る
Pocket

コメントは受け付けていません。