FP2級実技(FP協会)解説-2023年9月・問22~27
【問22】~【問24】は、以下の資料を元に解答してください。
<福岡家の家族データ>
[福岡 洋司(本人)]
生年月日:1979年11月 2日
会社員
[福岡 美緒(妻)]
生年月日:1979年 4月10日
パートタイマー
[福岡 結奈(長女)]
生年月日:2009年 8月24日
中学生
[福岡 健太(長男)]
生年月日:2011年 6月21日
小学生
※ | 年齢および金融資産残高は各年12月31日現在のものとし、2022年を基準年とする。 |
※ | 給与収入は可処分所得で記載している。 |
※ | 記載されている数値は正しいものとする。また、問題作成の都合上、一部を空欄としている。 |
※ | 各項目の計算に当たっては端数を残し、表中に記入の際は万円未満四捨五入したものを使用すること。ただし、金融資産残高は各年ごとに端数を残さず、万円未満四捨五入のうえ計算すること。 |
【問22】
福岡家のキャッシュフロー表の空欄(ア)は洋司さんの可処分所得である。下表のデータに基づいて、 空欄(ア)にあてはまる数値を計算しなさい。なお、2022年における洋司さんの収入は給与収入のみである。
<2022年分の洋司さんの給与収入(額面)>
684万円
<2022年に洋司さんの給与から天引きされた支出の年間合計金額>
厚生年金保険料:63万円
健康保険料・介護保険料:41万円
雇用保険料:3万円
所得税:25万円
住民税:34万円
財形貯蓄:60万円
社内預金:36万円
従業員持株会:12万円
社内あっせん販売:12万円
正解:518(万円)
可処分所得=収入金額-所得税-住民税-社会保険料=684万円-25万円-34万円-(63万円+41万円+3万円)=518万円です。
【問23】
福岡家のキャッシュフロー表の空欄(イ)にあてはまる数値を計算しなさい。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
正解:396(万円)
373×(1.02)^3=395.830…≒396です。
【問24】
福岡家のキャッシュフロー表の空欄(ウ)にあてはまる数値を計算しなさい。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
正解:1,136(万円)
1,046×1.01+(1,001-921)=1,136.46≒1,136です。
【問25】~【問27】は、以下の資料を元に解答してください。
下記の係数早見表を乗算で使用し、各問について計算しなさい。なお、税金は一切考慮しないこととし、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
[係数早見表(年利率1.0%)]
[係数早見表(年利率1.0%)]
※ | 記載されている数値は正しいものとする。 |
【問25】
宇野さんは、定年退職後の生活資金として、65歳からの30年間、毎年年末に180万円ずつ貯蓄を取り崩していきたいと考えている。年利1.0%で複利運用する場合、受取り開始年の初めにいくらの貯蓄があればよいか。
正解:46,454,400(円)
取り崩す元本(取崩型運用の現在の金額)を求める係数は、6文字・「げん」の音がある、「年金」の文字が付くという条件を満たす、年金現価係数です。
よって、180万円×25.808=46,454,400円となります。
よって、180万円×25.808=46,454,400円となります。
【問26】
谷口さんは、子どもの大学進学資金の準備として毎年年末に20万円ずつ新たに積み立てようと考え ている。15年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、15年後の合計額はいくらになるか。
正解:3,219,400(円)
積み立てた場合の元利合計額(積立型運用の将来の金額)を求める係数は、6文字・「げん」の音がない、「年金」の文字が付くという条件を満たす、年金終価係数です。
よって、20万円×16.097=3,219,400円となります。
よって、20万円×16.097=3,219,400円となります。
【問27】
千田さんは、マイカーの買い替え資金として、6年後に150万円を用意したいと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。
正解:244,500(円)
毎年の積立額(積立型運用の現在の金額)を求める係数は、6文字・「げん」の音がある、「年金」の文字が付かないという条件を満たす、減債基金係数です。
よって、150万円×0.163=244,500円となります。
よって、150万円×0.163=244,500円となります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
<戻る | ホーム | 進む> |