FP2級実技(FP協会)解説-2022年5月・問29~34
【問29】
正解:4
満期時の米ドルベースの資産額は、10,000米ドル×{1+0.06×1/12×(1-0.2)}=10,040米ドルです。
円転する際には、TTBを使いますから、円転額は、10,040米ドル×110.00円/米ドル=1,104,400円となります。
<別解>
10,000米ドルを年利6%で運用すると、1年あたり600米ドル増えます。
よって、1ヵ月あたり増える金額は、300米ドル×1/12=50米ドルです。
ここに20%の税金がかかりますから、手取りは50米ドル×0.8=40米ドルとなり、満期時の米ドルベースでの資産は、10,040米ドルになります。
【問30】
正解:3
19,107,829円-100万円=18,107,829円です。
18,107,829円より大きい額で最小の額は、196回返済後の18,129,294円ですから、短縮期間は181回~196回の16ヵ月(=1年4ヵ月)となります。
18,107,829円より大きい額で最小の額は、196回返済後の18,129,294円ですから、短縮期間は181回~196回の16ヵ月(=1年4ヵ月)となります。
【問31】
正解:4、9、1、5
(ア) | つみたてNISAの非課税投資枠は、年間40万円です。 |
(イ) | 自営業者など国民年金の第1号被保険者が拠出することができる個人型の確定拠出年金(iDeCo)の掛金の上限は、年額816,000円です。 |
(ウ) | つみたてNISAの非課税期間は最長20年間です。 |
(エ) | iDeCoの運用資金は、原則として、60歳まで引き出すことができません。 |
【問32】
正解:21,200
地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で設定します。<設例>より、火災保険の保険金額は2,000万円ですから、地震保険の保険金額の最大額は、2,000万円×50%=1,000万円です。
資料より、大阪府にあるロ構造の建物に係る地震保険料は、保険金額100万円あたり年間2,120円ですから、地震保険の保険料は、2,120円/100万円×1,000万円=21,200円となります。
資料より、大阪府にあるロ構造の建物に係る地震保険料は、保険金額100万円あたり年間2,120円ですから、地震保険の保険料は、2,120円/100万円×1,000万円=21,200円となります。
【問33】
正解:1
由美子さんは、国民年金の(第2号)被保険者に生計を維持されていた子または子のある配偶者に該当しますから、遺族基礎年金が支給されます。
由美子さんは、厚生年金保険の被保険者に生計を維持されていた配偶者に該当しますから、遺族厚生年金が支給されます。
中高齢寡婦加算は、厚生年金保険の被保険者であった夫の死亡当時40歳以上65歳未満の子のない妻などに加算されますから、加算されません。
由美子さんは、厚生年金保険の被保険者に生計を維持されていた配偶者に該当しますから、遺族厚生年金が支給されます。
中高齢寡婦加算は、厚生年金保険の被保険者であった夫の死亡当時40歳以上65歳未満の子のない妻などに加算されますから、加算されません。
【問34】
正解:×、×、◯
(ア) | 健康保険の保険料は労使折半で納めますから、毎月の給与に係る健康保険料のうち、篤志さんの負担分は、590,000円×11.80%×1/2=34,810円となります。 |
(イ) | 健康保険料は、賞与からも徴収されます。 |
(ウ) | 正しい記述です。個人が負担した健康保険料は、所得税の計算上、全額が社会保険料控除の対象になります。 |
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