知識の維持・確認用（３級）－金融
【問１】
追加型株式投資信託を基準価額11,000円で１万口購入した後、最初の決算時に１万口当たり400円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が10,900円となった場合、収益分配金に含まれる普通分配金と元本払戻金（特別分配金）の金額をそれぞれ計算してください。
【答１】
普通分配金：300円、元本払戻金：100円
400円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が10,900円になったという事は、分配落ち前の基準価額は12,300円であったと分かります。
ゆえに、個別元本12,000円を上回る部分である300円が普通分配金であり、残りの100円が元本払戻金です。
400円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が10,900円になったという事は、分配落ち前の基準価額は12,300円であったと分かります。
ゆえに、個別元本12,000円を上回る部分である300円が普通分配金であり、残りの100円が元本払戻金です。
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【問２】
表面利率（クーポンレート）１％、残存期間４年の固定利付債券を、額面100円当たり99円で購入した場合の、単利最終利回りを計算してください。
なお、解答は％単位で、小数点以下第３位を四捨五入してください。
なお、解答は％単位で、小数点以下第３位を四捨五入してください。
【答２】
1.26％
最終利回り(％)＝｛表面利率＋(100－購入価格)÷残存期間｝÷購入価格×100です。
よって、｛１＋(100－99)÷４｝÷99×100＝1.262…％となります。
最終利回り(％)＝｛表面利率＋(100－購入価格)÷残存期間｝÷購入価格×100です。
よって、｛１＋(100－99)÷４｝÷99×100＝1.262…％となります。
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【問３】
Ａ社のデータが以下の＜資料＞の通りである場合、以下（ア）～（ウ）の問いに答えてください。
なお、純資産と自己資本は同額であるものとします。
なお、純資産と自己資本は同額であるものとします。
＜資料＞
株価：1,800円
１株当たり純利益：150円
１株当たり純資産：750円
１株当たり配当金：45円
株価：1,800円
１株当たり純利益：150円
１株当たり純資産：750円
１株当たり配当金：45円
| (ア) | Ａ社のＰＥＲを計算してください。 |
| (イ) | Ａ社のＰＢＲを計算してください。 |
| (ウ) | Ａ社の配当利回りを計算してください。 |
| (エ) | Ａ社のＲＯＥを計算してください。 |
【答３】
12倍、2.4倍、2.5％、20％
| (ア) | ＰＥＲ＝株価÷１株当たり純利益＝1,800円÷150円＝12倍です。 |
| (イ) | ＰＢＲ＝株価÷１株当たり純資産＝1,800円÷750円＝2.4倍です。 |
| (ウ) | 配当利回り(％)＝１株当たり配当金÷株価×100＝45円÷1,800円×100＝2.5％です。 |
| (エ) | ＲＯＥ(％)＝１株当たり純利益÷１株当たり自己資本×100＝150円÷750円×100＝20％です。 |
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【問４】
下記の条件で、10,000米ドルを外貨預金に預け入れ、満期時に円貨で受け取った場合における元利金の合計額を計算してください。
なお、手数料や税金は考慮しないものとします。
なお、手数料や税金は考慮しないものとします。
＜米ドル建て定期預金に関する資料＞
預入金額：10,000米ドル
預入期間：１年
利率（年率）：2.0％（満期時一括支払）
為替予約なし
預入金額：10,000米ドル
預入期間：１年
利率（年率）：2.0％（満期時一括支払）
為替予約なし
＜満期時における適用為替レート（円/米ドル）＞
ＴＴＳ：118円
ＴＴＭ：117円
ＴＴＢ：116円
ＴＴＳ：118円
ＴＴＭ：117円
ＴＴＢ：116円
【答４】
1,183,200円
手数料や税金は考慮しないため、満期時の米ドルベースの金額は、10,000米ドル×(１＋0.02)＝10,200米ドルです。
よって、これを円転すると、10,200米ドル×116円/米ドル＝1,183,200円となります。
手数料や税金は考慮しないため、満期時の米ドルベースの金額は、10,000米ドル×(１＋0.02)＝10,200米ドルです。
よって、これを円転すると、10,200米ドル×116円/米ドル＝1,183,200円となります。
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【問５】
Ａ資産の期待収益率が1.0％、Ｂ資産の期待収益率が3.5％の場合に、Ａ資産を20％、Ｂ資産を80％の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率を計算してください。
【答５】
3.0％
1.0％×20％＋3.5％×80％＝3.0％です。
1.0％×20％＋3.5％×80％＝3.0％です。
＜別解＞
100万円を投資し、Ａ資産を20万円、Ｂ資産を80万円購入したと考えて計算する事ができます。
この場合、Ａ資産は20万円×1.0％＝2,000円増加し、Ｂ資産は80万円×3.5％＝28,000円増加して、合計30,000円増加する事が期待されますから、100万円を投資した期待収益は30,000円、つまり、期待収益率は3.0％であると考える事ができます。
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