【FP2級無料講座】デリバティブ取引の種類と仕組み
論点解説
【重要度】★★★☆☆
オプション取引は、2回に1回程度の頻度で大問で出題されますので、取引の仕組みを理解して、「コール・プットの違い」「買い手・売り手それぞれの権利放棄の可否」「買い手・売り手それぞれの最大損益(限定されるか否か)」をしっかり理解してください。
先物取引は余裕があれば押さえる程度で、捨ててもOKです。スワップ取引は近年の出題実績がないので割愛しています。
先物取引は余裕があれば押さえる程度で、捨ててもOKです。スワップ取引は近年の出題実績がないので割愛しています。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
動画はYouTubeでご視聴頂けます。
確認問題(正誤問題)
【問1】
オプション取引は、将来の一定期日に、特定の商品(原資産)を、現時点で取り決めた価格で売る事または買う事を約束する取引である。
【答1】
×:先物取引の説明です。オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、原資産を、あらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引です。
【問2】
コール・オプションは「原資産を売る権利」であり、プット・オプションは「原資産を買う権利」である。
【答2】
×:コール・オプションは「原資産を買う権利」であり、プット・オプションは「原資産を売る権利」である。
【問3】
オプションの売り手は、オプションを行使する権利を有するが、その権利を放棄することもできる。
【答3】
×:オプションの売り手には権利行使に応じる義務があります。オプションを行使する権利を有し、その権利を放棄することもできるのは、オプションの買い手です。
【問4】
オプションの売り手の最大損失は、プレミアム(オプション料)に限定される。
【答4】
×:オプションの売り手の最大損失は、基本的に限定されません。なお、オプションの売り手の利益はプレミアム(オプション料)に限定されます。
【問5】
オプション取引には、権利行使期間中であればいつでも権利行使が可能なヨーロピアンタイプと、特定の権利行使日のみ権利行使が可能なアメリカンタイプがある。
【答5】
×:権利行使期間中であればいつでも権利行使が可能なのがアメリカンタイプで、特定の権利行使日のみ権利行使が可能なのはヨーロピアンタイプです。
【問6】
コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は低くなる。
【答6】
×:コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、権利行使の機会が多いと考えられるので、プレミアム(オプション料)は高くなります。
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