【FP2級無料講座】投資信託の仕組みと特徴
論点解説
【重要度】★★★★★
まずは基本用語を押さえて、委託者指図型投資信託の仕組みを理解して下さい。
投資信託の分類では、公社債投資信託と株式投資信託の違いが特に重要で、運用スタイルの分類の理解もマストです。
投資信託の分類では、公社債投資信託と株式投資信託の違いが特に重要で、運用スタイルの分類の理解もマストです。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
動画はYouTubeでご視聴頂けます。
確認問題(正誤問題)
【問1】
株式投資信託は、公社債に投資する事ができない。
【答1】
×:株式投資信託は、公社債に投資する事ができます。
【問2】
投資信託の販売会社、委託者、受託者のいずれかが破綻した場合、投資家の資産は全額が時価で保全される。
【答2】
○:投資家の資産は受託者が自己の資産とは別に分別管理していますので、委託者、受託者のいずれかが破綻した場合でも、それを原因として運用財産が減る事はありません。
【問3】
ベンチマークを上回る運用成果を目指す手法をパッシブ運用と言う。
【答3】
×:アクティブ運用の説明です。パッシブ運用は、ベンチマークと連動する運用成果を目指す手法です。
【問4】
経済環境などのマクロ的な分析によって国別組入比率や業種別組入比率などを決め、その比率の範囲内で個別銘柄を決めていく手法は、トップダウン・アプローチと呼ばれる。
【答4】
○:正しい記述です。ちなみに、各銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって銘柄を選択し、その積上げによってポートフォリオを構築する手法は、ボトムアップ・アプローチと呼ばれます。
【問5】
企業の成長性を重視し、将来の売上高や利益の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する手法は、バリュー投資と呼ばれる。
【答5】
×:グロース投資の説明です。バリュー投資は、株価が現在の資産価値や利益水準などから割安と評価される銘柄に投資する手法です。
【問6】
運用管理費用(信託報酬)は投資信託の銘柄ごとに定められており、一般的に、パッシブ型投資信託よりもアクティブ型投資信託の方が高い傾向がある。
【答6】
○:一般的に、信託報酬は、(機械的に運用を行う)パッシブ型の投資信託よりも、(手間をかけて運用を行う)アクティブ型の投資信託の方が高いです。
【問7】
グロース運用を行う投資信託は、PERやPBRが低い銘柄中心のポートフォリオとなる傾向がある。
【答7】
×:バリュー運用を行う投資信託の説明です。グロース投資は、成長性が期待されて株価の水準が高い銘柄に投資する手法ですから、(計算式の分子が株価となる)。PERやPBRが高い銘柄中心のポートフォリオとなる傾向があります。
<もうひと頑張り>
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