正誤問題(FP3) リスクマネジメントと保険制度(1/3)
【問1】★
クーリングオフは、申込日もしくはクーリングオフの内容を記載した書面を受け取った日のいずれか遅い日から8日以内に口頭または書面で撤回する事ができる制度である。
【答1】
×:クーリングオフは書面により行う必要があります。
【問2】★
生命保険会社が破綻した場合、原則として破綻時点の解約返戻金の90%が補償される。
【答2】
×:生命保険契約者保護機構により補償されるのは、破綻時点の責任準備金の90%です。
【問3】★
銀行窓口で契約した生命保険は、生命保険契約者保護機構による保護の対象とはならない。
【答3】
×:銀行窓口で契約した生命保険は、生命保険契約者保護機構による保護の対象となります。銀行はあくまで代理店であり、契約先は生命保険会社ですから、どの窓口で契約しても、保護の対象となります。
【問4】★
ソルベンシーマージン比率は、保険会社の保険金等の支払余力がどの程度あるかを示す指標であり、この値が300%を下回った場合には、監督当局による早期是正措置の対象となる。
【答4】
×:ソルベンシーマージン比率は、200%を下回ると、監督当局からの指導が入ります。
【問5】
生命保険の保険料は、大数の法則や収支相等の原則に基づき、主として3つの予定基礎率を用いて算出されている。
【答5】
○:予定基礎率は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率の3つです。
【問6】★
生命保険の保険料は、純保険料と付加保険料から成り、純保険料は予定死亡率と予定利率を基に計算し、付加保険料は予定事業費率を基に計算する。
【答6】
○:純保険料は予定死亡率と予定利率を基に計算し、付加保険料は予定事業費率を基に計算します。
【問7】★
生命保険料の内訳の一つである純保険料は、保険会社が保険契約を維持・管理していくための必要経費に充当されるものである。
【答7】
×:付加保険料の説明です。純保険料は、主として保険金等を支払うための財源となります。
【問8】★
予定死亡率が低いほど、死亡保険の保険料は安くなる。
【答8】
○:予定死亡率が低いと、支払う死亡保険金が少なく見積もられるので、集めるお金(保険料)は安くなります。
【問9】★
予定死亡率が低いほど、個人年金保険の保険料は安くなる
【答9】
×:予定死亡率が低いと、支払う年金が多く見積もられるので、集めるお金(保険料)は高くなります。
【問10】★
予定利率が高いほど、死亡保険の保険料は高くなる
【答10】
×:予定利率が高いと、集めたお金(保険料)を沢山増やす事ができると見積もられるので、保険料は安くなります。
【問11】★
予定事業費率は、高い程保険料も高くなる。
【答11】
○:予定事業費率が高いと、保険制度を維持するためのお金が多く見積もられるので、保険料は高くなります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ホーム | 進む> |