正誤問題(FP3) 社会保険(年金を除く)(2/2)
【問11】★
後期高齢者医療制度の被保険者は、75歳以上の全ての国民である。
【答11】
○:健康保険の被保険者も、国民健康保険の被保険者も、75歳になると、後期高齢者医療制度の被保険者となります。
【問12】★
後期高齢者医療制度の被保険者の窓口負担額は、医療費の2割(現役並み所得者は3割)である。
【答12】
×:後期高齢者医療制度の被保険者の窓口負担額は、医療費の1割(現役並み所得者は3割)です。
【問13】★
介護保険の被保険者は、40歳以上の国民である。
【答13】
○:40歳になると、介護保険の保険料を払わなくてはいけなくなります。
【問14】★
介護保険の第1号被保険者は、40歳以上65歳未満の国民である。
【答14】
×:第2号被保険者の説明です。1号被保険者は65歳以上です。
【問15】★
介護保険の利用者負担は、原則として3割である。
【答15】
×:介護保険は現物給付され、利用者負担は、原則として1割(収入が多い場合、2割または3割)とされています。
【問16】
労災保険の保険料は、労使折半で納める。
【答16】
×:労災保険の保険料は、全額事業主負担です。
【問17】
アルバイトやパートタイマーは、労災保険の加入対象とならない。
【答17】
×:労災保険は、全ての労働者が加入対象となります。
【問18】
雇用保険の保険料は、労使折半で納める。
【答18】
×:雇用保険の保険料は、事業主負担が少し多いです。
【問19】
雇用保険の窓口は、労働基準監督署である。
【答19】
×:雇用保険の窓口は、公共職業安定所(ハローワーク)です。
【問20】★
雇用保険の基本手当の受給要件は、自己都合退職の場合、離職の日以前2年間に12ヵ月以上の被保険者期間がある事等である。
【答20】
○:なお、自己都合でない理由での退職(倒産・解雇・雇止め等)の場合、離職の日以前1年間に6ヵ月以上の被保険者期間がある事等とされています。
【問21】★
基本手当の支給開始までには、求職の申込から7日間の待機期間があり、さらに正当な理由のない自己都合退職者は6ヵ月間の給付制限期間がある。
【答21】
×:基本手当の待機期間は7日、給付制限期間は基本的に2ヵ月(最長で3ヵ月)です。
【問22】
高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金は、どちらも最高で現在支給されている賃金の15%が支払われる。
【答22】
○:高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金は、どちらも最高で現在支給されている賃金の15%が支給されます。
【問23】★
教育訓練給付は、雇用保険の被保険者期間が3年以上(初めて支給を受ける人は1年以上)等の要件を満たした人が教育訓練施設に支払った教育訓練費の20%(最高10万円)が支給される。
【答23】
○:なお、支給額は最低4,000円です。つまり、2万円以上の訓練費の講座を受講する必要があります。
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