正誤問題(FP2) ポートフォリオ運用
【問1】★
複数の銘柄に投資を行う事により、市場リスクを軽減する効果をポートフォリオ効果と言う。
【答1】
×:ポートフォリオ効果は、非市場リスクを軽減する効果であり、市場リスクは、分散投資によって軽減されるものではありません。
【問2】★
個別銘柄の要因で発生するリスクを、非市場リスク(アンシステマティックリスク)と言う。
【答2】
○:非市場リスク(アンシステマティックリスク)は、個別銘柄が持つリスクです。
【問3】★
市場リスク(システマティックリスク)は、ポートフォリオの組入れ銘柄数を増やしても低減しない。
【答3】
○:市場リスク(アンシステマティックリスク)は、例えば為替リスクなど、市場そのものが持つリスクで、投資を行う場合、避ける事はできません。
【問4】★
ポートフォリオの期待収益率は、ポートフォリオに組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値となる。
【答4】
○:ポートフォリオの期待収益率は、各構成銘柄の期待収益率を組入比率で加重平均した値となります。
【問5】★
分散や標準偏差の数値が大きい程、リスクが小さいと言える。
【答5】
×:分散や標準偏差は、数値が大きいほどリスクが高い事を表します。
【問6】★
ポートフォリオ運用においては、個別銘柄の選択よりもアセットアロケーション(資産クラス別の投資割合)の方が、運用成果を大きく左右する要素である。
【答6】
○:ポートフォリオ運用においては、個別銘柄の選択よりもアセットアロケーションの決定の方が重要です。
【問7】★
相関係数が大きい程ポートフォリオ効果が大きくなり、相関係数が1の時ポートフォリオ効果は最大となる。
【答7】
×:相関係数が小さい程ポートフォリオ効果は大きく、-1が最も効果が大きいです。
【問8】★
相関係数が0の場合、ポートフォリオ効果は全くないと言える。
【答8】
×:相関係数が1でない限り、ポートフォリオ効果はあります。
【問9】★
A資産の期待収益率が4%、B資産の期待収益率が6%の場合、A資産を30%、B資産を70%の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率は4.6%となる。
【答9】
×:4%×0.3+6%×0.7=5.4%です。
【問10】★
シャープレシオは、ポートフォリオの収益率から無リスク資産の収益率を控除したものを標準偏差で割って求め、数値が大きい程、優れたパフォーマンスを上げたと評価する事ができる。
【答10】
○:シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率-無リスク資産の収益率)÷標準偏差であり、取ったリスクに対してどの程度効率よく運用したかを測る指標です。
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