お金の寺子屋

【特別講義】保険の経理処理(改良版)

論点解説
【重要度】受験科目による
2級の学科や金財の保険の実技を受験する場合には必須の論点である、保険料を支払った時の経理処理や、保険金や解約返戻金などが支払われた時の経理処理について解説しています。
2級公式テキスト(リスク)のSection9の<参考>に取り上げた例を詳しく解説しています。
なお、この動画群はテクニック重視の解説をしています。簿記の理解を重視する場合、改良前のバージョンをご視聴ください。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
目次

<1本目>
法人保険の経理処理の基本ルール

<2本目>
様々な経理処理の例

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確認問題

【問1】
法人が、契約者かつ保険金受取人である終身保険の保険料を100万円支払った場合の仕訳は、借方(仕訳の左側)が支払保険料100万円で、貸方(仕訳の右側)が現金・預金100万円になる。
【答1】
×:終身保険は、法人がお金を受け取る可能性が高い保険ですから、支払った保険料は資産計上します。ゆえに、仕訳の借方(左)は、支払保険料(費用)ではなく、保険料積立金(資産)になります。
【問2】
法人が、終身保険を、下記<条件>にて解約した場合の経理処理(仕訳)を答えてください。

<条件>
解約返戻金の額は、5,000万円である。
解約時までに支払った保険料の総額は4,800万円である。
配当等、上記以外の条件は考慮しないものとする。
【答2】

<仕訳の借方(左側)>
現金・預金  5,000万円

<仕訳の借方(右側)>
保険料積立金 4,800万円
雑収入     200万円

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