お金の寺子屋

土地の有効活用の手法

論点解説
【重要度】★★★★☆
各手法がどのように土地を活用するものなのかが分かれば、殆どの問題に対応できます。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。

動画はYouTubeでご視聴頂けます。

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確認問題

【問1】
土地の有効活用方式のうち、一般に、土地所有者が土地の全部または一部を拠出し、デベロッパーが建設資金を負担してマンション等を建設し、それぞれの出資比率に応じて土地や建物に係る権利を取得する方式を、等価交換方式という。
【答1】

正しい記述です。
【問2】
土地の有効活用方式のうち、一般に、土地所有者が入居予定の事業会社から建設資金を借り受けて、事業会社の要望に沿った店舗等を建設し、その店舗等を事業会社に賃貸する手法を、事業受託方式という。
【答2】
×
建設協力金方式の説明です。
【問3】
不動産の有効活用の手法等の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1. 定期借地権方式では、土地所有者は、土地を一定期間貸し付けることによる地代収入を得ることができ、借地期間中の当該土地上の建物の所有名義は借地権者となる。
2. 建設協力金方式では、土地所有者が土地の上に建物を建てる際に、事業者が土地所有者に資金を提供するが、当該建物の所有名義は土地所有者となる。
3. 事業受託方式では、土地所有者は、建物の建築資金を負担する必要があり、土地と建物の所有名義はいずれも土地所有者となる。
4. 等価交換方式では、土地所有者は、建物の建築資金を負担する必要はないが、土地の所有権の一部を手放すことにより、当該土地上に建設された建物の全部を取得することができる。
正解:
1. 正しい記述です。
2. 正しい記述です。
3. 正しい記述です。
4. 等価交換方式では、有効活用後の土地と建物の所有名義は、いずれも土地所有者とデベロッパーの共有となります。
【問4】
以下の表を埋めて下さい。
手法 事業受託方式 等価交換方式 建設協力金方式 定期借地権方式 自己建設方式
建設資金の
負担者
土地所有者 デベロッパー テナント
(と地主)
借地人 土地所有者
名義 土地 土地所有者 デベロッパー
と共有
土地所有者 土地所有者 土地所有者
建物 土地所有者 デベロッパー
と共有
土地所有者 借地人 土地所有者
相続税
評価
土地 貸家建付地 貸家建付地 貸家建付地 貸宅地 貸家建付地
建物 貸家 貸家 貸家 貸家
手法 事業受託方式 等価交換方式 建設協力金方式 定期借地権方式 自己建設方式
建設資金の
負担者
土地所有者 デベロッパー テナント
(と地主)
借地人 土地所有者
名義 土地 土地所有者 デベロッパー
と共有
土地所有者 土地所有者 土地所有者
建物 土地所有者 デベロッパー
と共有
土地所有者 借地人 土地所有者
相続税
評価
土地 貸家建付地 貸家建付地 貸家建付地 貸宅地 貸家建付地
建物 貸家 貸家 貸家 貸家

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