お金の寺子屋

FP3級学科解説-2023年1月・問11~20

(11)
米国の市場金利が上昇し、日本と米国の金利差が拡大することは、一般に、米ドルと円の為替相場において米ドル安、円高の要因となる。
正解:×
アメリカの金利が高くなると、日本でお金預けるよりアメリカでお金預けたい(=円を売ってドルを買いたい)と考える人が増えるため、一般的に、円安ドル高の要因となります。
(12)
ベンチマークとなる指数の上昇局面において、先物やオプションを利用し、上昇幅の2倍、3倍等の投資成果を目指すファンドは、ベア型ファンドに分類される。
正解:×
相場が上昇した際にベンチマークを上回る運用成果を得られるように設計した投資信託はブルファンドです。
なお、ベアファンドは、相場が下落した時に利益が出るように設計された投資信託です。
(13)
元金1,250,000円を、年利2%(1年複利)で3年間運用した場合の元利合計金額は、税金や手数料等を考慮しない場合、1,326,510円である。
正解:〇
1,250,000×(1.02)^3=1,326,510円です。
(14)
日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場する代表的な225銘柄を対象として算出される株価指標である。
正解:〇
正しい記述です。
(15)
外貨預金の払戻し時において、預入金融機関が提示する対顧客電信買相場(TTB)は、預金者が外貨を円貨に換える際に適用される為替レートである。
正解:〇
正しい記述です。

(16)
所得税において、老齢基礎年金や老齢厚生年金を受け取ったことによる所得は、非課税所得となる。
正解:×
老齢基礎年金や老齢厚生年金を受け取ったことによる所得は、公的年金等の雑所得です。
(17)
夫が生計を一にする妻の負担すべき国民年金の保険料を支払った場合、その支払った金額は、夫に係る所得税の社会保険料控除の対象となる。
正解:〇
正しい記述です。社会保険料控除や医療費控除は、家族のために払ったお金も対象になります。
(18)
所得税において、その年の12月31日時点の年齢が16歳未満である扶養親族は、扶養控除の対象となる控除対象扶養親族に該当しない。
正解:〇
正しい記述です。扶養控除を受けるための年齢要件は、16歳以上とされています。「色恋に興味を持ち始めて散髪に行く」という語呂合わせで覚えてください。
(19)
住宅ローンを利用して住宅を新築した個人が、所得税の住宅借入金等特別控除の適用を受けるためには、当該住宅を新築した日から1カ月以内に自己の居住の用に供さなければならない。
正解:×
住宅ローン控除を受けるためには、住宅を取得した日から6ヵ月以内に居住の用に供し、その年の12月31日まで引き続き住み続けなくてはいけません。
(20)
所得税において、不動産所得、事業所得または山林所得を生ずべき業務を行う者は、納税地の所轄税務署長の承認を受けることにより青色申告書を提出することができる。
正解:〇
正しい記述です。「富士山は青い」という語呂合わせで覚えて下さい。

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