FP3級学科解説-2023年1月・問1~10
(1)
生命保険募集人の登録を受けていないファイナンシャル・プランナーが、ライフプランの相談に来た顧客に対し、生命保険商品の一般的な商品性について説明することは、保険業法において禁止されている。
正解:×
一般的な説明は、関連法規に抵触せず、誰でもすることができます。
(2)
全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者が、業務外の事由による負傷または疾病の療養のため、労務に服することができずに休業し、報酬を受けられなかった場合は、その労務に服することができなくなった日から傷病手当金が支給される。
正解:×
傷病手当金は、病気やケガにより、連続して3日間休業することが支給要件とされています。
「一郎さんに(16・32)傷の手当てをしてあげなされ(3連)」という語呂合わせで覚えてください。
「一郎さんに(16・32)傷の手当てをしてあげなされ(3連)」という語呂合わせで覚えてください。
(3)
全国健康保険協会管掌健康保険の任意継続被保険者は、任意継続被保険者でなくなることを希望する旨を保険者に申し出ても、任意継続被保険者の資格を喪失することができない。
正解:×
任意継続被保険者は、申し出によりその資格を喪失し、国民健康保険の被保険者になることができます(国民健康保険の方が保険料が安くなる場合に、任意で資格を喪失するケースが考えられます)。
(4)
厚生年金保険の被保険者である夫が死亡し、子のない45歳の妻が遺族厚生年金の受給権を取得した場合、妻が75歳に達するまでの間、妻に支給される遺族厚生年金に中高齢寡婦加算額が加算される。
正解:×
中高齢寡婦加算が加算されるための配偶者の年齢要件は40歳以上65歳未満です。
(5)
日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、返済期間が最長18年であり、在学期間中は利息のみの返済とすることができる。
正解:〇
正しい記述です。年数要件は、「予備校(4び50)にいくのは嫌(18)だ」という語呂合わせで覚えてください。
(6)
逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い保険料が所定の割合で減少するが、死亡保険金額は保険期間を通じて一定である。
正解:×
逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い保険金額が所定の割合で減少する保険ですが、保険料は保険期間を通じて一定です。
(7)
変額個人年金保険は、特別勘定による運用実績によって、将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
正解:〇
正しい記述です。
(8)
海外旅行傷害保険では、海外旅行中に発生した地震によるケガは補償の対象とならない。
正解:×
海外旅行傷害保険は、地震による怪我を補償の対象とします。
(9)
個人賠償責任保険(特約)では、被保険者が自転車で通学中、駐車していた自動車に誤って傷を付けてしまったことにより、法律上の損害賠償責任を負うことによって被る損害は、補償の対象となる。
正解:〇
正しい記述です。
(10)
がん保険において、がんの治療を目的とする入院により被保険者が受け取る入院給付金は、1回の入院での支払限度日数が180日とされている。
正解:×
がん保険は、入院給付金や手術給付金の支払日数や支払い回数に上限がありません。
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