【FP2級無料講座】契約手続きや保険約款の一般的事項
論点解説
【重要度】★★★★★
一時払いと全期前納、自動振替貸付と契約者貸付、更新と復活、払済保険と延長保険など、紛らわしい用語をきちんと区別できるようになってください。
保険料の払込猶予から復活までの流れについても、きちんと整理してください。
保険料の払込猶予から復活までの流れについても、きちんと整理してください。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
動画はYouTubeでご視聴頂けます。
確認問題
【問1】
責任開始日とは、保険の契約が有効となる日の事を言い、告知または医師の診査、第1回目の保険料払い込み、保険会社の承諾の3つを満たした日の事を言う。
【答1】
×:責任開始日は、申込み、告知または医師の診査、第1回目の保険料払い込みの3つを満たした日の事を言います。
【問2】
保険会社から告知を求められた事項以外に保険事故の発生の可能性に関する重要な事項があり、告知義務者がそれを告げなかった場合には、告知義務違反となる。
【答2】
×:保険会社から告知を求められた事に対して正しく告知を行えば、告知義務違反とはなりません(質問応答義務)。
【問3】
被保険者と保険契約者が異なる死亡保険契約は、当該被保険者の同意がなくても、その効力を生ずる。
【答3】
×:被保険者と保険契約者が異なる死亡保険契約が有効となるためには、当該被保険者の同意が必要です。
【問4】
保険料を一時払いした翌日に保険事故が発生した場合、保険金の支払いに加えて、未経過分の保険料が返還される。
【答4】
×:全期前納した場合の説明です。一時払いした場合、保険事故の発生時に未経過分の保険料は返還されません。
【問5】
保険料を一時払いした場合と全期前納した場合とでは、一時払いした場合の方が支払う金額は少ない。
【答5】
○:保険料を一時払いした場合と全期前納した場合とでは、保険事故発生時に未経過分の保険料の返還が無い分、一時払いした場合の方が支払う金額が少なくなります。
【問6】
保険料を一時払いした場合、生命保険料控除は毎年受ける事が出来る。
【答6】
×:全期前納した場合の説明です。一時払いした場合、生命保険料控除を受ける事が出来るのは、保険料を支払った年のみです。
【問7】
自動振替貸付により保険料を納付した場合、当該保険料は生命保険料控除の対象とはならない。
【答7】
×:自動振替貸付により保険料を納付した場合も、保険料を納付した事には変わりありませんので、生命保険料控除を受ける事が出来ます。
【問8】
復活には保険会社の承諾が必要であるため、健康状態によっては復活できない場合がある。
【答8】
○:復活には保険会社の承諾が必要であるため、健康状態によっては復活できない場合があります。
【問9】
延長保険とは、これまで加入していた保険の保険料の払い込みを中止し、解約返戻金を元に従前の契約と保険金額が同じ保険に加入する方法の事を言う。
【答9】
○:延長保険は、これまで加入していた保険の保険料の払い込みを中止し、解約返戻金を元に従前の契約と保険金額が同じで保険期間が短い保険に加入する方法の事です。
【問10】
保険料払込期間の途中で保険料の払込みを中止して延長保険に変更した場合、特約はすべて継続できる。
【答10】
×:延長保険や払済保険に変更すると、特約は全て消滅します。
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