お金の寺子屋

オススメ本(2021年10月)

ご無沙汰しております。約3ヵ月ぶりの書評です。

書評を書く以外に優先したい仕事がいくつか重なってしまい…という言い訳はさておき、今回は相続の本をご紹介します。

今年の5月に、2020年に読んだ本の中で1位2位を争う良書という事で、やはり相続分野の本をご紹介しましたが、この本は、2021年に読んだ本の中で1位2位を争う良書だと思います!

この本をお勧めしようと思った一番の理由が、ありそうでない本だからです。

本屋さんでFPの知識の上乗せとして実務的な勉強をする本を探そうとすると、参考書的な本(インターネットで調べたら出てくるような内容を上手にキュレートしている本)って数えきれないくらいあるんですが、実務の現場に根差したネットに書いていないような内容の本って、意外とないんですよね…。
(あったらこっそり教えてくださいm(_ _)m)

この本は、その手の類のレア本です。

そして、もう一つの理由が、(たぶん)しばらくは重版されない掘り出し物の本だと思うからです。

というのも、タイトルが微妙なので、一般の人たちが手に取りにくい本になっているんですよ…。
(まぁ、内容が実務家向けに書かれていますので、誠実なタイトルだとは思います。)

だから、読むのは実務で相続の案件を扱う可能性がある人で、かつ、勉強熱心な方に限られそうです。

一部の界隈で話題になるかもしれませんが、相続実務に縁が無い方は、出会う可能性がほぼない本だと言えるかもしれません。

ただ、相続実務に縁が無くても、現場を想像してイメージを膨らませてくれるような楽しい本です。

寧ろ、僕は、相続実務に携わる前に読みたかったです。

この本を読むと凄く勉強になるんですが、今までマズい相談の乗り方をしていたなぁと反省させられる内容が数多く含まれているんですよ…(苦笑)

この本を読むだけで、1~2時間のセミナーが2~3本作れそうなくらい内容が濃いので、お買い得だと思います!

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