オススメ本(2020年12月)
ここ数年、セミナーをする難易度が上がっています。
何故なら、みんなYouTubeを見るから。
YouTubeって、編集されて情報が凝縮されていますし、「えー」とか「あー」とか言わないので聞きやすいですし、時間が比較的短いんですよ。
対して、リアルのセミナーは編集出来ないので、相当準備しないと、言葉に詰まったり噛んだりして聴き手にストレスを与えてしまいますし、そもそも、セミナーに足を運んでもらう前に、60分以上の話を聞いてもらうというハードルが上がっています。
(YouTubeですら、10分以上の動画は再生されにくいです)
YouTubeに慣れた聴衆、ホントに怖い…。
なので、セミナーを上手くならないとダメだなぁというのが、今の個人的な課題で、話が面白い先生のセミナーに沢山通っているんですが、彼らの共通点かつYouTubeにないものが「面白い無駄話」だと思っています。
無駄話って、YouTubeに入れにくいんですよ。
教養系のYouTubeって、視聴者は情報を得ようとしている訳で、無駄話には期待していません。
集中している時に無駄話をされると、結構げんなりしますよね…。
でも、リアルのセミナーでは、聴衆の反応を見ながら適切なところで無駄話が挟まれると、話にメリハリが生まれます。
それに、情報は基本的に、本と官公庁のホームページで仕入れるものですから、セミナーの価値って、知らない事に気づいたり、知っている事の答え合わせをする以外の、余白部分にも結構あるのではないかと思っています。
そこで今回は、そういう無駄知識を沢山仕入れる事ができる本を紹介します。
FPの知識の上乗せとしては全く期待できないんですが、逆に言えば、FPの勉強をしたことが無い方や、FPの勉強が身についている自信が無い方も、同じくらい楽しむことができます。
できれば、中学生や高校生の時に出合いたかった良書です。
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