お金の寺子屋

CFP6科目同時合格者が運営するwebスクール。
FP2級までの全論点の動画解説ほか、充実した練習問題と過去問対策が無料で利用できます。

効率的市場仮説(FP2級レベル)

いつも当サイトをご利用頂きましてありがとうございます。

運営チーム代表の東条です。

試験まであと3週間を切り、サイトのアクセス数が徐々に増えてきました。

見られているページの割合も、無料講義や練習問題が下がって、過去問が高まっています。

(みんな頑張っていますから、貴方も頑張ってくださいね!!という余計なプレッシャーをかけています)

そんな中、前回試験の「学科問27」についての質問を何件か頂いています。

効率的市場仮説の論点で、CFPの頻出論点ではあるんですが、2級の試験では、記憶にある限り初めての出題であったような気がします。

ですから、余裕が無ければ捨てて頂いても良い論点で、テキスト(「きちんと学びたい人のための~」)を買って頂いている熱心な受験生の方の期待にだけ応えようかなと思ったんですが、テキストを買って頂いた方向けのサービスを来月中~下旬に開始しますので、実務にあんまり関係ないこの論点はケチらず情報を出そうかなと。

そこで、今回のコラムでは、FP2級レベル(件の問題を解けるようになるレベル)で、効率的市場仮説を分かりやすく解説したいと思います。

スポンサーリンク




スポンサーリンク




効率的市場仮説という前提

効率的市場仮説とは、市場参加者全員が合理的な行動(=利益を最大化する行動)を取り、「全ての情報が完全に市場価格に反映されているので、情報を使って市場平均よりも高い運用成果を得る事は出来ない」という仮説であり、物事を考える前提だと思ってください。

ですから、この前提に立つと、市場参加者全員の投資の成果が同じになります。

つまり、効率的市場仮説では、「市場参加者全員のリスク資産のポートフォリオは同じである」と考えます。

では、そのポートフォリオはどのようなものでしょうか?

市場参加者全員が同じポートフォリオを保有していて、それを全部まとめると、市場に存在する全ての銘柄になります。

つまり、答えは、「市場にあるすべての銘柄を、その市場の時価総額に対する各銘柄の構成比率に応じて保有したポートフォリオ」となります。

…ちょっと分かりにくいですね(^^;)

例を使って説明しましょう。

例えば、市場には、銘柄A、B、Cの3つしか存在しないとします。

時価総額はそれぞれ、Aが200億円、Bが300億円、Cが500億円です。

さて、ここで、市場参加者は全員が同じポートフォリオを保有しているという前提を思い出してください。

それぞれが保有するポートフォリオを持ち寄り、それを合算した結果が、Aが200億円、Bが300億円、Cが500億円になるんです。

つまり、全ての市場参加者は、銘柄A、B、Cを、時価ベースで2:3:5の割合で保有しているという事です。

ですから、市場参加者全員のリスク資産のポートフォリオは、「市場にあるすべての銘柄を、その市場の時価総額に対する各銘柄の構成比率に応じて保有したポートフォリオ」になるんです。

このようなポートフォリオを、「市場ポートフォリオ」と言います。

イメージとしては、誰も個別銘柄を持たず、市場の銘柄を全て投資信託にパッケージ化して、全員がTOPIXのETFを保有するのだと思ってください。

効率的市場仮説に基づく投資家の行動

市場ポートフォリオは、あくまでもリスク資産のポートフォリオです。

投資をするという前提に立った場合に、一番最適な銘柄の組み合わせだと思って下さい。

ですから、例えば、市場ポートフォリオのリスクが10、期待リターンが5%だったとすると、市場参加者の中には、「大きいリターンは望まないので、リスクを小さくしたい(ガッツリ投資をする事は望まない)」と考える人も存在します。

そのような人は、ポートフォリオに無リスク資産(国債などのイメージ)を組み入れます。

もし、リスクを6しか取りたくないのであれば、無リスク資産40%、市場ポートフォリオ60%というポートフォリオを組めば、その人のポートフォリオのリスクは6になります。

このように、効率的市場仮説では、投資家にとって最適なポートフォリオは、無リスク資産と市場ポートフォリオによって構成され、その組み入れ比率は、投資家のリスク許容度によって調整すべきだとされています。

スポンサーリンク




スポンサーリンク



LINEで送る
Pocket

コメントは受け付けていません。