計算問題(FP2) キャッシュフロー表
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「油断すると爆死する! CF表の計算問題対策」
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【問1】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
下記は、あるの家庭のキャッシュフロー表(一部抜粋)です。このキャッシュフロー表の空欄(ア)~(ウ)に入る数値を計算してください。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。また、問題作成の都合上、一部空欄にしており、記載されている数値は正しいものとします。
<キャッシュフロー表>
経過年数 | 現在 | 1年後 | 2年後 | 3年後 | ||
変動率 | ||||||
収入 | 給与収入(夫) | 1% | 550 | 556 | ||
給与収入(妻) | 100 | 100 | 100 | 100 | ||
収入合計 | 650 | 656 | ||||
支出 | 基本生活費 | 2% | 346 | (ア) | ||
住宅関連費 | - | 113 | 113 | 113 | 113 | |
教育費 | 140 | 220 | ||||
経常的支出 | - | 18 | 18 | 18 | ||
一時的支出 | - | 50 | ||||
その他支出 | - | 20 | 20 | 20 | ||
支出合計 | 644 | 738 | ||||
年間収支 | - | (イ) | ▲40 | |||
金融資産残高 | 1% | 890 | (ウ) |
【答1】
(ア)367、(イ)12、(ウ)859
(ア) | 346×(1.02)^3=367.17… |
(イ) | 年間収支=収入-支出=656-644=12 |
(ウ) | 金融資産残高=前年の金融資産残高×変動率±当年の年間収支=890×1.01-40=858.9 |
【問2】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
下記は、あるの家庭のキャッシュフロー表(一部抜粋)です。このキャッシュフロー表を元に、【問2-1】~【問2-4】の問に答えてください。
<キャッシュフロー表>
経過年数 | 現在 | 1年後 | 2年後 | 3年後 | ||
ライフイベント | 長男 中学入学 |
長女 中学入学 |
||||
変動率 | ||||||
収入 | 給与収入(夫) | 1% | (ア) | |||
給与収入(妻) | 1% | 320 | ||||
収入合計 | 859 | |||||
支出 | 基本生活費 | 2% | 358 | (イ) | ||
住宅関連費 | - | 134 | 134 | 134 | 134 | |
教育費 | 2% | (ウ) | ||||
経常的支出 | - | 36 | 36 | 36 | 36 | |
一時的支出 | - | 70 | ||||
その他支出 | - | 30 | 30 | 30 | 30 | |
支出合計 | 622 | 741 | ||||
年間収支 | - | |||||
金融資産残高 | 1% | 1,550 | (エ) |
【問2-1】
キャッシュフロー表の空欄(ア)は、夫の可処分所得です。下表のデータに基づいて、空欄(ア)に入る数値を計算してください。なお、基準年における夫の収入は給与収入のみである。
基準年の夫の給与収入 680万円
<基準年に夫の給与から天引きされた支出の年間合計金額>
厚生年金保険料 :62万円
健康保険料 :36万円
雇用保険料 : 5万円
所得税 :22万円
住民税 :30万円
財形貯蓄 :36万円
社内預金 :24万円
従業員持株会 :12万円
社内あっせん販売: 6万円
厚生年金保険料 :62万円
健康保険料 :36万円
雇用保険料 : 5万円
所得税 :22万円
住民税 :30万円
財形貯蓄 :36万円
社内預金 :24万円
従業員持株会 :12万円
社内あっせん販売: 6万円
正解:525(万円)
給与所得者の可処分所得=給与収入-所得税-住民税-社会保険料です。
よって、680万円-22万円-30万円-(62万円+36万円+5万円)=680万円-155万円=525万円となります。
よって、680万円-22万円-30万円-(62万円+36万円+5万円)=680万円-155万円=525万円となります。
【問2-2】
キャッシュフロー表の空欄(イ)に入る数値を計算してください。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
正解:380(万円)
358万円×(1.02)^3=379.91…万円≒380万円です。
【問2-3】
2人の子供が希望している進学プランは下記のとおりです。下記<条件>および<資料>のデータに基づいて、キャッシュフロー表の空欄(ウ)に入る教育費の予測数値を計算してください。なお、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
<条件1:子供の進学プラン> | |
長男 | 公立小学校→私立中学校→私立高校→国立大学 |
長女 | 公立小学校→公立中学校→公立高校→私立大学 |
<条件2:計算に際しての留意点> | |
・ | 教育費の数値は、下記<資料:小学校・中学校の学習費総額>を使用して計算すること。 |
・ | 下記<資料:小学校・中学校の学習費総額>の数値を基準年の数値とする。 |
・ | 教育費については、キャッシュフロー表中に記載の変動率2%を加味することとする。 |
・ | 初年度納付金については考慮しないこととする。 |
・ | 計算過程では円未満を四捨五入し、解答については万円未満を四捨五入すること。 |
<資料:小学校・中学校の学習費総額(1人当たりの年間平均額)>
小学校 | 中学校 | ||
公立 | 私立 | 公立 | 私立 |
321,281円 | 1,598,691円 | 488,397円 | 1,406,433円 |
(出所:文部科学省「子供の学習費調査(結果の概要)」) |
正解:180(万円)
長男が私立中学校、長女が公立小学校に通っている場合の教育費は、現在価値で1,406,433円+321,281円=1,727,714円です。
これを将来価値に直すと、1,727,714円×(1.02)^2=1,797,513.64…円≒180万円です。
これを将来価値に直すと、1,727,714円×(1.02)^2=1,797,513.64…円≒180万円です。
【問2-4】
キャッシュフロー表の空欄(エ)に入る数値を計算してください。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
正解:1,684(万円)
年間収支=年間収入-年間支出=859万円-741万円=118万円
また、金融資産残高=前年の金融資産残高×変動率±当年の年間収支より、1,550万円×1.01+118万円=1,683.5万円≒1,684万円となります。
また、金融資産残高=前年の金融資産残高×変動率±当年の年間収支より、1,550万円×1.01+118万円=1,683.5万円≒1,684万円となります。
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