オススメ本(2021年7月)
有難い事に、「お金の寺子屋」の動画講義は、分かりやすいと好評を頂いております。
合格最優先の動画で、分かりやすい論点だけを説明するのなら、分かりやすいと言われるのは当然なんですが、しっかり学ぶ事をコンセプトにした動画で褒められるのは、素直に嬉しいです。
ただ、こう言うと少し尊大な気がするんですが、弊サイトの動画が分かりやすいのは、当たり前なんですよね。
だって、FPで学ぶ事の殆どは、突き詰めると人間が作った法律(制度)ですから、必ずそれが存在する理由や歴史的背景があるんですよ。
弊サイトの公式テキストをはじめ、市販のテキストにはそういう事を書きにくい(やろうとすると、ページ数が膨大になりますし、論点を覚えた後には逆に見にくくなります)ので、それを説明する動画を作ったら、そりゃぁ分かりやすく感じて当然です。
そして、そのような情報をどこから仕入れているのかと言えば、主にセミナーと本です。
制度の背景や立法趣旨って、特に古いものだと、意外とネットに落ちていないんですよね…。
なので、20代の頃から色々なセミナーで質問したり、本を読んだりして、蓄積してきました。
元々FPの講師になるつもりはなくて、単純に自分の興味関心のために得ていた知識が、YouTubeという意外なところで役に立つなんて、知識というのは本当にいつどのような形で役に立つのか分からなくて面白いですね。
今回紹介するのは、そういう「お金の寺子屋」の動画のネタ元となった本の一つで、FPの講義の中で喋った内容も多々ありますが、弊サイトでは未採用の面白ネタもまだまだたくさんある、かなりの良書です。
あまり広まってほしくはないんですが、せっかくこの連載をしているので、たまには出してみようかなと。
ちなみに、分野はタックスです。
2月に続いて入門系の本なのですが、それほど簡単ではなく、全く知識の無い方が読んでも多分難しくて面白くないのですが、FPを勉強している方にとっては、楽しんで頂けると思います。
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