応答式問題(FP2) 金融経済の基礎知識
【問1】
国内総生産(GDP)を公表している機関とその公表スパンを答えてください。
【答1】
内閣府が四半期ごとに公表しています。
【問2】★
国内総生産(GDP)を支出面から見た場合、最もウエイトが高い項目を答えてください。
【答2】
民間最終消費支出です。
【問3】★
名目経済成長率と実質経済成長率が逆方向に動く場合はどのような場合か、説明してください。
【答3】
実質経済成長率が低下して、物価が上昇した場合です。試験対策上は、名目経済成長率と実質経済成長率が逆方向に動く可能性があるという事を理解しておけば良いです。
【問4】
景気動向指数を公表している機関とその公表スパンを答えてください。
【答4】
内閣府が毎月公表しています。
【問5】★
景気動向指数のCIとDIの違いを説明してください。
【答5】
CIは、指数を構成する指標の変化量を合成し、景気変動を量的に測る事が出来ます。DIは、景気の転換点の判断材料になります。
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【問6】★
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)とはどのような経済指標か、説明してください。
【答6】
資本金が2,000万円以上の会社を対象としたアンケート調査です。企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているかなどを調査します
【問7】
マネーストックとはどのような何か、説明してください。
【答7】
金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量の事です。具体的には、一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体(金融機関・中央政府を除いた経済主体)が保有する通貨(現金通貨や預金通貨など)の残高です。
【問8】
消費者物価指数と企業物価指数を比較した時、短期的な変動が大きい傾向にあるのはどちらか、その原因と考えられる理由を踏まえて答えてください。
【答8】
為替の影響などを直接受けるので、企業物価指数の方が短期的な変動が大きいです。
【問9】
有効求人倍率を求める計算式を答えてください。
【答9】
月間有効求人数÷月間求職者です。
【問10】★
一般的に、景気が良くなると、金利と物価と株価はそれぞれ上下どちらに振れるか、答えてください。
【答10】
景気の拡大は、金利と物価両方の上昇要因です。
【問11】★
日本にとってある国からの輸入が増えると、その国に対して通貨は円高・円安どちらに振れる要因になるか、答えてください。
【答11】
円を売ってその国の通貨を買う需要が高まりますから、円安要因です。
【問12】★
日本の物価上昇率がある国の物価上昇率よりも高くなることは、その国に対して通貨は円高・円安どちらに振れる要因になるか、答えてください。
【答12】
物価が上昇すると通貨価値が下がりますから、円安要因です。
【問13】★
日本の投資家によるある国の通貨建て金融商品への投資額が増えることは、その国の通貨に対して通貨は円高・円安どちらに振れる要因になるか、答えてください。
【答13】
円を売ってその国の通貨を買う需要が高まりますから、円安要因です。
【問14】★
海外から日本への投資が活発化することは、円高・円安どちらに振れる要因になるか、答えてください。
【答14】
円を買う需要が高まりますから、円高要因です。
【問15】★
円高になる事は、物価が上下どちらに振れる要因になるか、答えてください。
【答15】
輸入物価が下がる(それと競争して国産品の物価も下がる)ので、物価の下落要因です。
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