計算問題(FP2) 必要保障額の計算
【問1】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
東条慎也さんは、妻優香さんと長女理子さんとの3人暮らしである。東条さんの家族に関する情報が下記<資料>の通りである場合、東条さんが死亡した場合の必要保障額を計算して下さい。
<資料> | |
1. | 理子さんが独立する年齢は、22歳(大学卒業時)とする。 |
2. | Aさんの死亡後から理子さんが独立するまで(10年間)の生活費は、現在の日常生活費(月額35万円)の70%とし、理子さんが独立した後の優香さんの生活費は、現在の日常生活費(月額35万円)の50%とする。 |
3. | 理子さん独立時の優香さんの平均余命は、32年とする。 |
4. | 慎也さんの死亡整理資金(葬儀費用等)は、100万円とする。 |
5. | 理子さんの教育費の総額は、1,400万円とする。 |
6. | 理子さんの結婚援助費の総額は、200万円とする。 |
7. | 死亡退職金見込額とその他金融資産の合計額は、3,000万円とする。 |
8. | 慎也さん死亡後に優香さんが受け取る公的年金等の総額は、7,200万円とする。 |
9. | 現在加入している医療保険の死亡給付金額は考慮しなくてよい。 |
<必要保障額を求める算式>
必要保障額=遺族に必要な生活資金等の総額-遺族の収入見込金額
必要保障額=遺族に必要な生活資金等の総額-遺族の収入見込金額
正解:1,160万円
生活費:35万円/月×70%×12月×10年+35万円/月×50%×12月×32年=9,660万円
死亡整理資金(葬儀費用等):100万円
教育費:1,400万円
結婚援助資金の総額:200万円
よって、遺族に必要な生活資金等の総額=9,660万円+100万円+1,400万円+200万円=11,360万円です。
また、
死亡退職金見込額とその他資産の合計額:3,000万円
公的の年金等の受取総額:7,200万円
より、遺族の収入見込金額=3,000万円+7,200万円=10,200万円です。
したがって、必要保障額=11,360万円-10,200万円=1,160万円となります。
【問2】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
東条慎也さんは、妻優香さんと長女理子さんとの3人暮らしである。東条さんの家族に関する情報が下記<資料>の通りである場合、東条さんが死亡した場合の必要保障額を計算して下さい。
<資料> | |
1. | 理子さんが独立する年齢は、22歳(大学卒業時)とする。 |
2. | Aさんの死亡後から理子さんが独立するまで(15年間)の生活費は、現在の日常生活費(月額30万円)の70%とし、理子さんが独立した後の優香さんの生活費は、現在の日常生活費(月額30万円)の50%とする。 |
3. | 理子さん独立時の優香さんの平均余命は、36年とする。 |
4. | 慎也さんの死亡整理資金(葬儀費用等)は、100万円とする。 |
5. | 理子さんの教育費の総額は、1,600万円とする。 |
6. | 理子さんの結婚援助費の総額は、300万円とする。 |
7. | 住宅ローン(団体信用生命保険に加入)の残高は、2,300万円とする。 |
8. | 死亡退職金見込額とその他金融資産の合計額は、2,000万円とする。 |
9. | 慎也さん死亡後に優香さんが受け取る公的年金等の総額は、6,800万円とする。 |
10. | 現在加入している医療保険の死亡給付金額は考慮しなくてよい。 |
<必要保障額を求める算式>
必要保障額=遺族に必要な生活資金等の総額-遺族の収入見込金額
必要保障額=遺族に必要な生活資金等の総額-遺族の収入見込金額
正解:3,460万円
生活費:30万円/月×70%×12月×15年+30万円/月×50%×12月×36年=10,260万円
死亡整理資金(葬儀費用等):100万円
教育費:1,600万円
結婚援助資金の総額:300万円
住宅ローン:団信加入の為考慮する必要なし
よって、遺族に必要な生活資金等の総額=10,260万円+100万円+1,600万円+300万円=12,260万円です。
また、
死亡退職金見込額とその他資産の合計額:2,000万円
公的の年金等の受取総額:6,800万円
より、遺族の収入見込金額=2,000万円+6,800万円=8,800万円です。
したがって、必要保障額=12,260万円-8,800万円=3,460万円となります。
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