計算問題(FP2) 不動産投資
【問1】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
下記<資料>は、東条さんが購入を検討している投資用マンションの概要である。この物件の実質利回り(年利)を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。また、計算結果については小数点以下第3位を四捨五入することとし、解答に当たっては、%単位で答えるものとする。
<資料> | |
・ | 購入費用の総額:3,500万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額) |
・ | 想定される賃料(月額):175,000円 |
・ | 運営コスト(月額) 管理費・修繕積立金等:20,000円 管理業務委託費:月額賃料の5% |
・ | 想定される固定資産税・都市計画税(年額):115,000円 |
正解:4.69%
実質利回り(年利)=1年間の純利益÷投資総額です。
1年間の純利益=(175,000円-20,000円-175,000円×5%)×12-115,000円=1,640,000円です。
よって、この物件の実質利回り(年利)=1,640,000円÷3,500万円=0.04685…≒4.69%となります。
1年間の純利益=(175,000円-20,000円-175,000円×5%)×12-115,000円=1,640,000円です。
よって、この物件の実質利回り(年利)=1,640,000円÷3,500万円=0.04685…≒4.69%となります。
【問2】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
下記<資料>は、東条さんが購入を検討している投資用マンションの概要である。この物件の表面利回り(年利)と実質利回り(年利)をそれぞれ計算しなさい。なお、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。また、計算結果については小数点以下第3位を四捨五入することとし、解答に当たっては、%単位で答えるものとする。
<資料> | |
・ | 購入費用の総額:3,300万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額) |
・ | 想定される賃料(月額):150,000円 |
・ | 想定される支出 管理費・修繕積立金:月額14,000円 管理業務委託費:月額5,000円 火災保険料:年額12,000円 固定資産税等税金:年額60,000円 修繕費:年額40,000円 |
正解:5.45%、4.42%
<表面利回り>
表面利回り=年間収入÷購入費用総額です。
よって、150,000円×12÷3,300万円=0.05454…≒5.45%となります。
<実質利回り>
実質利回り=年間純収益(年間収入-年間支出)÷÷購入費用総額です。
よって、{150,000円×12-(14,000円×12+5,000円×12+12,000円+60,000円+40,000円)}÷3,300万円=0.04424…≒4.42%となります。
【問3】学科/FP協会/金財(個人)/金財(保険)
毎期末に500万円の純収益が得られる投資用不動産がある。この不動産を3年保有し、3年経過後に6,500万円で売却するとした場合、DCF法によるこの不動産の収益価格はいくらか。なお、保有期間中の純収益は同額とし、売却に要する費用は考慮外とする。また、割引率を年4%とし、下表の複利現価率を参考にすること。
<年4%の複利現価率> | |
期間(年) | 複利現価率 |
1年 | 0.962 |
2年 | 0.925 |
3年 | 0.889 |
正解:71,665,000円
500万円×0.962+500万円×0.925+(500万円+6,500万円)×0.889=71,665,000円となります。
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