計算問題(FP2) 外貨建て商品
預入額:50,000米ドル
預入期間:6ヵ月
預金金利:0.6%(年率)
満期時の為替レート(1米ドル)
TTS:117.50円
TTM:116.50円
TTB:115.50円
※ | 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月割りで計算すること。 |
※ | 為替差益・為替差損に関する税金については考慮しないこと。 |
※ | 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。 |
満期時の米ドルベースの資産額は、50,000米ドル×{1+0.006×6/12×(1-0.2)}=50,120米ドルです。
円転する際には、TTBを使いますから、円転額は、50,120米ドル×115.5円/米ドル=5,788,860円となります。
<別解>
50,000米ドルを年利0.6%で運用すると、1年あたり300米ドル増えますから、6ヵ月で150米ドル増えます。
ここに20%の税金がかかりますから、手取りは120米ドルとなり、満期時の米ドルベースでの資産は、50,120米ドルになります。
以下同じ。
預入額:10,000米ドル
預入期間:12ヵ月
預金金利:1.0%(年率)
預入時および満期時の為替レート(1米ドル)
TTS:110.00円
TTM:109.00円
TTB:108.00円
※ | 為替差益・為替差損に関する税金については考慮しないこと。 |
※ | 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。 |
円ベースの投資額は、10,000米ドル×110.0円/米ドル=1,100,000円です。
満期時の米ドルベースの資産額は、10,000米ドル×{1+0.01×(1-0.2)}=10,080米ドルです。
円転する際には、TTBを使いますから、円転額は、10,080米ドル×108円/米ドル=1,088,640円となります。
よって、円ベースの利回りは、(1,088,640円-1,100,000円)÷1,100,000円=▲0.010327…≒▲1.033%となります。
<別解>
10,000米ドルを年利1%で運用すると、1年あたり100米ドル増えます。
ここに20%の税金がかかりますから、手取りは80米ドルとなり、満期時の米ドルベースでの資産は、10,080米ドルになります。
以下同じ。
預入額:10,000米ドル
預入期間:12ヵ月
預金金利:1.0%(年率)
預入時の為替レート(1米ドル)
TTS:110.00円
TTM:109.00円
TTB:108.00円
※ | 為替差益・為替差損に関する税金については考慮しないこと。 |
※ | 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。 |
円ベースの投資額は、10,000米ドル×110.0円/米ドル=1,100,000円です。
よって、円ベースの利回りが2%を超えるためには、1,100,000円×2%=22,000円を超えるリターンが必要となります。
また、満期時の米ドルベースの資産額は、10,000米ドル×{1+0.01×(1-0.2)}=10,080米ドルです。
よって、求める為替レートをa円/米ドルとすると、10,080米ドル×a円/米ドル-1,100,000円>22,000円の式が成り立ちます。
したがって、10,080×a円>1,122,000円となり、a>111.309…となります。
<別解>
10,000米ドルを年利1%で運用すると、1年あたり100米ドル増えます。
ここに20%の税金がかかりますから、手取りは80米ドルとなり、満期時の米ドルベースでの資産は、10,080米ドルになります。
以下同じ。
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