お金の寺子屋

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FP3級実技(個人)解説-2021年5月・後半

【問10】

正解:
準防火地域に耐火建築物を建てる場合、建蔽率の上限が10%緩和されます。
また、特定行政庁が指定する角地に建物を建てる場合も、建蔽率の上限が10%緩和されますから、甲土地の建蔽率の上限は、60%+10%+10%=80%となります。
よって、建蔽率の上限となる建築面積は、900㎡×80%=720㎡となります。
前面道路の幅員によって定まる容積率の上限は、6m×4/10=2.4 (240%)です。
前面道路の幅員が12m未満である場合、指定容積率と前面道路の幅員によって定まる容積率 のうち、どちらか小さい方を適用しますから甲土地の容積率の上限は、240%となります。
よって、容積率の上限となる延べ床面積は、900㎡×240%=2,160㎡となります。
【問11】

正解:
貸家建付地の相続税評価額は、「自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)」の式により算出されます。
路線価図の英字は借地権割合を表しており、A(90%)~G(30%)まで10%刻みで設定されており、Dは、60%を意味します。
小規模宅地等の特例において、貸付事業用宅地等に該当する土地は、200㎡までの部分について、50%の評価減を受けることができます。
【問12】

正解:
1. 正しい記述です。等価交換方式においては、デベロッパーが建物の建築資金を負担するため、地主は自己資金を使わず建物の持分を取得することができます。
2. 正しい記述です。
3. 建設協力金方式により土地を有効活用した場合、契約期間満了後にテナントが建物を撤去し土地を更地にする義務はありません。

【問13】

正解:
1. 相続人が直系尊属のみである場合を除き、抽象的遺留分の金額は、遺留分算定の基礎となる財産の2分の1相当額で、具体的遺留分の金額は、抽象的遺留分に法定相続分をかけた金額となります。
よって、二女Dさんの遺留分の金額は、3億円×1/2×1/4=3,750万円となります。
2. 正しい記述です。死亡保険金を活用した代償分割の方法を考えた場合、死亡保険金の受取人は代償財産を交付する人とするべきです。
3. 正しい記述です。
【問14】

正解:

相続人は配偶者相続人と第一順位の血族相続の組み合わせですから、妻Bさんの法定相続分は1/2になります。
また、長女Cさんと二女Dさんの法定相続分は、それぞれ1/4となります。

よって、妻Bさんの法定相続分に応ずる取得金額は、2億4,000万円×1/2=1億2,000万円、長女Cさんと二女Dさんの法定相続分に応ずる取得金額はそれぞれ、2億4,000万円×1/4=6,000万円となります。

したがって、妻Bさんの法定相続分対応する相続税額は、1億2,000万円×40%-1,700万円=3,100万円となり、長女Cさんと二女Dさんの法定相続分対応する相続税額はそれぞれ、6,000万円×30%-700万円=1,100万円となります。

ゆえに、相続税の総額は、3,100万円+1,100万円+1,100万円=5,300万円となります。

【問15】

正解:
1. 正しい記述です。特定居住用宅地等に該当する土地は、330㎡まで80%の評価減を受けることができます。
2. 配偶者は無条件で小規模宅地等の評価減の特例を受けることができます。
3. 特定居住用宅地等に該当する土地と貸付事業用宅地等に該当する土地のそれぞれについて小規模宅地等の特例の適用を受けようとする場合、適用対象面積の調整を受けます。

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