お金の寺子屋

FP2級実技(FP協会)解説-2024年9月・問35~40

【問36】
正解:8,090(万円)

<資産>
現金・預貯金:2,460万円+370万円
株式・投資信託:1,250万円+200万円
生命保険:220万円+180万円+150万円+280万円
不動産:2,300万円+520万円+1,400万円+350万円
その他:200万円+120万円+50万円
より、計10,050万円です。

<負債>
住宅ローン:620万円
事業用借入:1,310万円
賃貸アパートの敷金:30万円
より、計1,960万円です。

したがって、純資産=10,050万円-1,960万円=8,090万円となります。

【問37】
正解:
金融資産の合計額は、2,460万円+370万円+1,250万円+200万円=4,280万円です。
支払われる保険金の合計額は、定期保険A1,000万円+終身保険B300万円+終身保険E300万円=1,600万円です。
生命保険の解約返戻金相当額の合計額は、180万円+150万円=330万円です。
また、賃貸アパートの敷金以外の返済すべき負債は、住宅ローンについては、団体信用生命保険が付保されていて返済不要になりますから、事業用借入の1,310万円です。
したがって、4,280万円+1,600万円+330万円-1,310万円=4,900万円となります。
【問38】
正解:
雑所得の額=150万円-146万円=4万円となり、これは全額総所得金額に含まれます。
また、一時所得の額=220万円-90万円-50万円=80万円となり、この2分の1相当額が総所得金額に含まれます。
したがって、総所得金額は、620万円+80万円+4万円+80万円×1/2=744万円となります。

【問39】
正解:
老齢基礎年金の額に反映される期間は、②54月+④145月+⑤179月+⑥60月=438月です。
よって、老齢基礎年金の年金額=816,000円×438月/480月=744,600円です。
また、付加年金の年金額に反映される期間は、⑤179月+⑥60月=239月です。
よって、付加年金の年金額=200円/月×239月=47,800円です。
したがって、65歳から支給される老齢基礎年金(付加年金を含む)の額は、744,600円+47,800円=792,400円となります。
【問40】
正解:
入院時の食事代と差額ベッド代は、健康保険の給付(療養の給付)の対象外ですから、1ヵ月当たりの総医療費(保険診療分)は、33万円÷0.3=110万円と推定されます(総医療費の3割が33万円なので、総医療費は110万円と推定されます)。
よって、自己負担限度額は、167,400円+(1,100,000円-558,000円)×1%=172,820円となりますから、高額療養費として支給される金額は、330,000円-172,820円=157,180円となります。

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