お金の寺子屋

FP2級実技解説-2018年(平成30年)9月・解説のみ(後半)

【問21】
正解:443
434万円×1.01×1.01≒443万円です。
【問22】
正解:1,088
1,045万円×1.01+33万円≒1,088万円です。
【問23】
正解:188
2,016年の現在価値が174万円で、教育費は2%の物価上昇を見込みますから、2020年の将来価値は、174万円×1.02×1.02×1.02×1.02≒188万円です。
【問24】
正解:18,046,000円
用いる係数は、年金現価係数です。
よって、100万円×18.046=18,046,000円です。
【問25】
正解:33,150,000円
用いる係数は、終価係数です。
よって、3,000万円×1.105=33,150,000円です。
【問26】
正解:1,960,000円
用いる係数は、減債基金係数です。
よって、1,000万円×0.196=1,960,000円です。
【問27】
正解:
(ア) 日本学生支援機構の奨学金は、学生・生徒本人がお金を借ります。
(イ) 日本学生支援機構の奨学金を借りるためには、保護者の収入(所得)が一定額以下でなくてはいけません。
(ウ) 国の教育ローンは、いつでも申し込むことができます。
(エ) 日本学生支援機構の奨学金の、第二種奨学金の上限金利は、年利3%です。
【問28】
正解:

満期時の米ドルベースの金額は、10,000米ドル×{1+(0.012÷12)×0.8}=10,008米ドルです。
これを円転すると、10,008米ドル×105円/米ドル=1,050,840円になります。

<別解>
10,000米ドルを年利1.2%で運用すると、1年あたり120米ドル増えます。
よって、1ヵ月当たり10米ドル増えます。
ここに20%の税金がかかりますから、手取りは8米ドルとなり、満期時の米ドルベースでの資産は、10,008米ドルになります。
以下同じ。

【問29】
正解:2、1、3、10
(ア) つみたてNISAの年間拠出限度額は、40万円です。
(イ) つみたてNISAの非課税期間は、最長20年です。
(ウ) iDeCoの積立可能期間は、現在は60歳までです。
(エ) iDeCoの掛金は、全額、小規模企業共済等掛金控除の対象になります。
【問30】
正解:
資料より、地震保険金額100万円あたりの年間保険料(割引適用なしの場合)は、1,200円です。
地震保険の保険金額は、1,000万円×50%=500万円で、建築年割引10%が適用されますから、年間の地震保険料=1,200円×5×0.9=5,400円となります。

【問31】
正解:
傷病手当金は標準報酬日額の3分の相当額の収入を保証するもので、休業中に給料が支払われる場合、差額が支給されます。
標準報酬日額=450,000円÷30=15,000円より、傷病手当金により保証される収入の日額は15,000円×2/3=10,000円です。
給料が3,000円支給されますから、傷病手当金の日額は、7,000円になります。
【問32】
正解:
1. 正しい記述です。
2. 正しい記述です。
3. 国民年金基金と個人型確定拠出年金は同時に加入することができます(掛金の拠出額を共有します)。
4. 正しい記述です。
【問33】
正解:
受給資格期間=保保険料納付済期間(第3号被保険者期間を含む)+免除期間+猶予期間より、36月+60月+240月+120月=456月です。
【問34】
正解:34,750(万円)

<資産>
預貯金等:9,060万円
債券:2,250万円
株式等:2,420万円
生命保険(解約返戻金相当額):1,880万円
土地(自宅):10,340万円
建物(自宅):680万円
土地(貸駐車場):8,340万円
その他(動産等):470万円より、
計35,440万円です。

<負債>
住宅ローン:630万円
自動車ローン:60万円より、
計690万円です。

よって、純資産=35,440万円-690万円=34,750万円になります。

【問35】
正解:
退職所得控除額=800万円+{70万円×(32-20)}=1,640万円より、
退職所得=(5,000万円-1,640万円)×1/2=1,680万円となります。
ゆえに、退職所得に係る所得税額=1,680万円×33%-1,536,000円=4,008,000円です。
【問36】
正解:
一時所得の金額=500万円-430万円-50万円=20万円です。
一時所得の金額は、その2分の1だけが総所得金額に算入されますから、総所得金額に算入される一時所得の金額は、10万円です。
【問37】
正解:50,000円
この国債の取得金額は、1,000万円×97.5/100=975万円です。
満期時に受け取る金額は、額面金額の1,000万円ですから、譲渡所得の金額は、1,000万円-975万円=25万円となります。
ゆえに、税率を20%とすると、税額は25万円×20%=5万円になります。
【問38】
正解:
投資信託の普通分配金にかかる税率は、所得税が15%住民税が5%ですから、所得税の額は住民税の額の3倍です。
よって、所得税の額は3,000円で、税額の合計は4,000円になります。
ゆえに、普通分配金の金額は、4,000円÷20%=20,000円となり、手取りは、20,000円-4,000円=16,000円となります。
【問39】
正解:×、×、○、○
(ア) 任意継続被保険者の保険料は、全額被保険者負担です。
(イ) 健康保険の任意継続被保険者となれるのは、最大で2年間です。
(ウ) 正しい記述です。任意継続被保険者に対する給付は、傷病手当金と出産手当金以外は、一般の被保険者と同じです。
(エ) 正しい記述です。
【問40】
正解:3、4、8
(ア) 介護保険の保険者は、市町村および特別区です。
(イ) 介護保険の被保険者は、65歳以上になると、第1号被保険者となります。
(ウ) 介護保険の第2号被保険者は、老化に起因する16種類の特定疾病で要介護状態または要支援状態になった場合のみ、介護保険から給付を受ける事が出来ます。

スポンサーリンク




スポンサーリンク



<戻る ホーム
LINEで送る
Pocket

コメントは受け付けていません。