FP2級実技解説-2018年(平成30年)1月・問21~26
【問21】~【問23】は、以下の資料を元に解答してください。
※ | 年齢および金融資産残高は各年12月31日現在のものとし、平成29年を基準年とする。 |
※ | 給与収入は可処分所得で記載している。 |
※ | 記載されている数値は正しいものとする。 |
※ | 問題作成の都合上、一部を空欄としている。 |
【問21】
杉田家のキャッシュフロー表の空欄(ア)に入る数値を計算しなさい。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
正解:216(万円)
208万円×(1.02)^2=216.4032です
【問22】
杉田家のキャッシュフロー表の空欄(イ)に入る数値を計算しなさい。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
正解:337(万円)
年間収支=581万円-514万円=67万円より、
金融資産残高=267万円×1.01+67万円=336.67万円です。
金融資産残高=267万円×1.01+67万円=336.67万円です。
【問23】
キャッシュフロー表を作成するうえでは、収入や支出などの変動率や金融資産の運用利回りの予測が重要である。運用利回り等の変動に影響を与える要因についての次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1. | 消費者物価指数の算出では、消費税率の引上げがあっても増税分を差し引いて計算し、結果に影響しないようになっている。 |
2. | 為替が円安になると、輸入物価を押し上げる要因となり得る。 |
3. | 変動金利型住宅ローンの適用金利は、短期プライムレートを基準にする金融機関が主流である。 |
4. | 新発10年長期国債利回りは、国内長期金利の代表的な指標である。 |
正解:1
1. | 消費者物価指数は、消費税を含んだ指標です。 |
2. | 正しい記述です。1ドルが100円から110円になると、1ドルの物を買うのに10円多く支払わなくてはならくなります。 |
3. | 正しい記述です。 |
4. | 正しい記述です。 |
【問24】~【問26】は、以下の資料を元に解答してください。
下記の係数早見表を乗算で使用し、各問について計算しなさい。なお、税金は一切考慮しないこととし、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
<係数早見表(年利1.0%)>
※ | 記載されている数値は正しいものとする。 |
【問24】
吉田さんは、住宅購入の準備資金として、15年後に2,000万円を用意しようと考えている。15年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。
正解:1,240,000円
減債基金係数を使います。
2,000万円×0.062=1,240,000円です。
2,000万円×0.062=1,240,000円です。
【問25】
西山さんは、将来に備え新たに貯蓄を開始する予定である。毎年年末に100万円を積み立てるものとし、20年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、20年後の合計額はいくらになるか。
正解:22,019,000円
年金終価係数を使います。
100万円×22.019=22,019,000円です。
100万円×22.019=22,019,000円です。
【問26】
高倉さんは、教育資金として、6年後に200万円を準備したいと考えている。6年間、年利1.0%で複利運用する場合、現在いくらの資金があればよいか。
正解:1,884,000円
現価係数を使います。
200万円×0.942=1,884,000円です。
200万円×0.942=1,884,000円です。
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