3分講座(FP3級)建蔽率と容積率の計算
論点解説
【重要度】★★★★★
最重要論点の一つです。建蔽率と容積率の計算は必ずできるようになって下さい。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
確認問題
【問】
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の、建築面積の最高限度と延べ面積(床面積の合計)の最高限度を、それぞれ計算してください。なお、記載のない条件については一切考慮しない事とします。(2018年1月のFP協会分3級実技試験を改題)
<資料>
建築面積:240㎡、延床面積:1,080㎡
建築面積の最高限度=敷地面積×建蔽率の上限です。
指定建蔽率は80%で、建蔽率の緩和要件に該当するものはありませんから、建蔽率の上限は60%となります。
よって、建築面積の最高限度=300㎡×80%=240㎡となります。
延床面積の最高限度=敷地面積×容積率の上限です。
このケースでは、前面道路の幅員が12m未満ですから、指定容積率もしくは前面道路の幅員×法定乗数のどちらか小さい方が、容積率の上限となります。
指定容積率=400%、前面道路の幅員×法定乗数=6×6/10=360%より、容積率の上限は360%となります。
よって、延床面積の最高限度=300㎡×360%=1,080㎡となります。
もうひと頑張り、練習問題を解くと、合格する確率がアップしますよ!
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