【FP2級無料講座】保険料・剰余金・配当金の仕組み
論点解説
【重要度】★★★★☆
各予定基礎率が保険料にどのような影響を与えるのかを、きちんと理解してください。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
動画はYouTubeでご視聴頂けます。
確認問題
【問1】
生命保険の保険料は、純保険料と付加保険料から構成され、純保険料は将来の保険金(死亡保険金・満期保険金)を支払う為の原資とする予定の部分である。
【答1】
○:正しい記述です。ちなみに、付加保険料は、保険事業を運営するための事業費に充てられる予定の部分です。
【問2】
純保険料は、予定死亡率と予定事業費率により計算される。
【答2】
×:純保険料は、予定死亡率と予定利率により計算されます。
【問3】
予定死亡率が高いほど、死亡保険の保険料は高くなる。
【答3】
○:死亡保険では、予定死亡率が高いほど、集めなくてはいけないお金(支払う死亡保険金)が多くなりますから、保険料は高くなります。
【問4】
予定死亡率が高いほど、個人年金保険の保険料は高くなる。
【答4】
×:個人年金保険では、予定死亡率が高いほど、集めなくてはいけないお金(支払う年金)が少なくなりますから、保険料は低くなります。
【問5】
予定利率(割引率)が低いほど、死亡保険の保険料は低くなる。
【答5】
×:予定利率(割引率)が低いほど、集めなくてはいけないお金が多くなりますから、保険料は高くなります。
【問6】
予定事業費率が高いほど、死亡保険の保険料は高くなる。
【答6】
○:予定事業費率が高いほど、集めなくていはいけないお金が多くなりますから、保険料は高くなります。
【問7】
終身保険では、被保険者の性別以外の契約条件が同一である場合、保険料は女性の方が男性よりも高くなる。
【答7】
×:女性の方が男性よりも平均余命が長い(予定死亡率が低い)ため、他の条件を同じとして死亡保険の保険料を比較した場合、女性の方が男性よりも低くなります。
【問8】
保険会社が実際に要した事業費が、保険料を算定する際に見込んでいた事業費よりも少なかった場合、費差益が生じる。
【答8】
○:保険会社が実際に要した事業費が、保険料を算定する際に見込んでいた事業費よりも少なかった場合、費差益が生じます。
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