お金の寺子屋

【FP2級無料講座】ポートフォリオ運用

論点解説
【重要度】★★★★★
ほぼ必ず1問大問で出題されます。
相関係数の理屈と期待収益率の求め方を、まずは押さえてください。ポートフォリオの投資収益率と期待収益率の計算とシャープレシオの計算は、必ずできるようになってください。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。

動画はYouTubeでご視聴頂けます。


確認問題(正誤問題)

【問1】
非市場リスク(アンシステマティックリスク)は、ポートフォリオへの組入れ銘柄数を増やすことにより軽減する事ができる。
【答1】
○:非市場リスク(アンシステマティックリスク)は、ポートフォリオへの組入れ銘柄数を増やすことにより軽減する事ができます。
【問2】
運用期間中、各資産クラスへの資産の配分比率を維持する方法として、値下がりした資産クラスの資産を売却し、値上がりした資産クラスの資産を購入するリバランスという方法がある。
【答2】
×:リバランスは、値上がりした資産クラスの資産を売却し、値下がりした資産クラスの資産を購入することで、各資産クラスへの資産の配分比率を維持する方法です。
【問3】
異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が1となる場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資の効果(リスクの低減)は最大となる。
【答3】
×:リスクの軽減効果は最大となるのは、2資産の相関係数が-1のときです。
【問4】
A資産の期待収益率が3%、B資産の期待収益率が8%の場合、A資産を40%、B資産を60%の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率は6%となる。
【答4】
○:3%×0.4+8%×0.6=6%です。
【問5】
シャープレシオは、ポートフォリオ全体の収益率を、ポートフォリオ全体のリスク(標準偏差)で除すことにより求められる。
【答5】
×:シャープレシオは、ポートフォリオ全体の収益率から無リスク資産の収益率を引いたものを、ポートフォリオ全体のリスク(標準偏差)で割ることにより求められます。
【問6】
シャープレシオは、高ければ、効率よく運用されていたと評価することができる。
【答6】
○:シャープレシオは、高ければ、効率よく運用されていたと評価することができます。

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