お金の寺子屋

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FP2級実技(個人)解説-2018年9月・問10~15

【問10】

正解:100、80、840、3,300
建ぺい率が80%である防火地域に耐火建築物を建築する場合、建ぺい率が100%になります。
特定行政庁が指定する角地は、建ぺい率が10%されます。また、敷地が防火地域と準防火地域にまたがる場合敷地全体について防火地域の規制が適用されますから防火地域に耐火建築物を建てることになり建ぺい率が+10%されます。
よって、建ぺい率=60%+10%+10%=80%になります。
a:600㎡×100%=600㎡、
b:300㎡×80%=240㎡より、
建蔽率の上限となる建築面積=840㎡になります。
(c)と(d)について、容積率の上限は、指定容積率もしくは、前面道路の幅員(8m)×法定乗数のどちらか小さい方になります。
<(c)>
前面道路の幅員×法定乗数=8×6/10=480%>400%より、
容積率の上限は400%になりますから、
(c)=600㎡×400%=2,400㎡になります。
<(d)>
前面道路の幅員×法定乗数=8×4/10=320%>300%より、
容積率の上限は300%になりますから、
(d)=300㎡×300%=900㎡になります。
よって、容積率の上限となる延べ面積 =2,400㎡+900㎡=3,300㎡になります。
【問11】

正解:○、×、×
敷地が複数の用途地域にまたがる場合、面積が広い方の用途地域の制限が敷地全体に対して適用されます。
絶対高さの制限は第一種低層住居専用地域と第ニ種低層住居専用地域のみに適用される規制です。
道路斜線制限は、全ての用途地域に適用されます。
また、隣地斜線制限は、絶対高さの制限がある第一種低層住居専用地域と第ニ種低層住居専用地域以外の用途地域に対して適用されます。
【問12】

正解:ト、イ、ヌ
貸家建付地の相続税評価額=自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)ですから、1億円×(1-60%×30%×100%)=8,200万円となります。
貸付事業用宅地等は、200㎡までの部分について50%評価減されます。
等価交換方式は、地主が土地を提供しデベロッパーが建物の建築資金を負担した後、それぞれの出資割合に応じて土地と建物の名義を共有とするものです。

【問13】

正解:ホ、ヘ、ロ
配偶者に対する相続税額の軽減は、配偶者相続により取得 した財産のうち、配偶者の法定相続分相当額と1億6,000万円とのいずれか多い金額まででにかかる相続税を非課税とするものです。
類似業種比準価額の比準要素は、配当金と利益と純資産です。
準確定申告の期限は、相続の開始があった事を知った日から4ヵ月以内です。
【問14】

正解:○、○、×
正しい記述です。通常の孫や孫養子は2割加算の対象ですが、代襲相続人である孫は2割加算の対象外です。
正しい記述です。配偶者が取得する敷地について小規模宅地等の特例を適用する場合、居住要件はありません。
相続税の総額は、各相続人が法定相続分通りに遺産を分割したと仮定して計算しますから、各相続人の実際の取得割合によって変わる事はありません。
【問15】

正解:9,000、5,400、1,595、7,145
妻Bさんが取得した財産のうち、死亡保険金と死亡退職金はそれぞれ、500万円×法定相続人の数=2,000万円まで非課税になります。
よって、妻Bさんに係る課税価格は、3,000万円+2,000万円+1,000万円+(2,000万円-2,000万円)+(5,000万円 -2,000万円)=9,000万円です。
遺産に係る基礎控除額は、3,000万円+600万円×法定相続人の数ですから、遺産に係る基礎控除額=3,000万円+600万円×4=5,400万円です。
長男Cさんに係る課税価格は、 8,000万円+1億5,000万円=2億3,000万円より、課税遺産総額=3億6,000万円-5,400万円=3億600万円です。
相続税の総額の基となる税額を計算する際には、課税遺産総額を法定相続分に応じて按分したと仮定して計算しますから、長男Cさんの法定相続分に応ずる取得金額は、3億600万円×1/4=7,650万円です。
よって、次男Dさんの相続税の総額の基となる税額は、7,650万円×30%-700万円=1,595万円です。
妻Bさんの法定相続分に応ずる取得金額は、3億600万円×1/2=1億5,300万円より、妻Bさんの相続税の総額の基となる税額は、1億5,300万円×40%-1,700万円=4,420万円です。
孫Eさんと孫Fさんの法定相続分に応ずる取得金額はそれぞれ、3億600万円×1/8=3,825万円より、両名の相続税の総額の基となる税額はそれぞれ、3,825万円×20%-200万円=565万円です。
したがって、相続税の総額=4,420万円+1,595万円+565万円×2=7,145万円となります。
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