お金の寺子屋

【FP2級無料講座】損害保険の種類と内容3

論点解説
【重要度】★★★★★
事業リスクに備える保険をきちんと区別できるようになってください。
動画講義
まずは、動画講義をチェックして、最後に下の確認問題を解いて下さい。
目次
個人賠償責任保険 0:00~
事業用の保険 2:08~

確認問題

【問1】
個人賠償責任保険は、自転車の運転に起因して賠償責任を負った場合に、補償を受ける事が出来る。
【答1】
○:個人賠償責任保険は、国内での日常生活において、偶然な事故によって他人を死傷させたり、他人の財物に損害を与えたりして、損害賠償責任を負った場合に備える保険です。
【問2】
損害保険では通常、借りた物に対する賠償事故は免責とされている。
【答2】
○:保険金の不正受給を防ぐ観点から、損害保険では通常、物を借りた人の善管注意義務違反は補償の対象外としています。
【問3】
施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の管理に起因する賠償事故は補償の対象とするが、仕事の遂行に起因する賠償事故は補償しない。
【答3】
×:施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の管理や仕事の遂行に起因する賠償事故を補償する保険です。
したがって、店員が客にコーヒーをこぼしたというような賠償事故も補償します。
【問4】
施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の管理に起因して従業員がケガをした場合に、政府労災保険の給付の上乗せとなる「法定外補償」と、事業主が民法上の賠償責任を負担する「使用者賠償責任」に備える事ができる。
【答4】
×:施設所有(管理)者賠償責任保険は、従業員のケガに備えるものではありません。労災事故による「法定外補償」と、事業主が民法上の賠償責任を負担する「使用者賠償責任」に備える保険は、労働災害総合保険です。
【問5】
生産物賠償責任保険(PL保険)は、飲食店を営む事業者が、食中毒による休業により売上が減少するリスクに備える保険として適している。
【答5】
×:生産物賠償責任保険(PL保険)は、被害者に対する賠償責任に備える保険です。食中毒発生による売上の減少は、店舗休業保険が適しています。

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